時下、皆様におかれましては益々御健勝のこととお慶び申し上げます。日頃より関東甲信越臨床工学技士協議会に対しましてご高配を賜りまして誠に有り難う御座います。
関東甲信越臨床工学技士協議会は、2021年7月13日に設立して1年が経過しました。本会は、関東甲信越10都県の臨床工学技士会が協力し、臨床工学技士の学術技能の研鑽及び資質を向上させ、臨床工学技士としての倫理を高め、医療の安全確保と信頼を図り、関東甲信越地域住民の健康保持増進に寄与することを目的としました。
■ 1987年6月2日 :臨床工学技士法公布
■ 1988年4月1日 :臨床工学技士法施行
■ 1988年12月13日 :臨床工学技士誕生
■ 1990年2月11日 :日本臨床工学技士会設立
■ 2010年11月7日 :関東臨床工学技士協議会設立
■ 2010年 :甲信越臨床工学技士協議会設立
■ 2021年7月13日 :関東甲信越臨床工学技士協議会設立
関東甲信越臨床工学技士協議会が設立した経緯としては、日本の各地域では近隣における各県の臨床工学技士会が集まり協力することで、地域交流及び連携を図り、お互いに臨床工学領域における知識と技術の研鑽に励んでおりました。関東地域においても、このような連絡協議会は臨床工学技士法が出来る前からありました。
1988年に臨床工学技士が誕生してからは、各県においてそれぞれ技士会が設立し、臨床工学技士と臨床工学技士会の進歩発展のために活動をしてまいりました。そして、今から13年前の2009年頃、関東地区の臨床工学技士会が交流を持ち話し合いを行って、関東地区1都6県が集まり関東臨床工学技士協議会を設立するための準備が始められました。
そして、翌年の2010年11月7日に第1回関東臨床工学会及び関東臨床工学技士協議会設立総会を埼玉県臨床工学技士会が主催して実施し、関東臨床工学技士協議会が設立しました。この関東臨床工学技士協議会は、近隣の技士会である1都6県が連携・交流することで、お互いの知識と技術を高め、臨床工学技士として安全の確保と信頼の向上を図ることを目的としました。
その後、関東臨床工学技士協議会は年に1回の関東臨床工学会と年に4回の会議、そして、日本臨床工学技士会の代議員と理事選挙について協力して活動して来ました。埼玉県臨床工学技士会は2017年11月5日に2回目の担当となる第8回関東臨床工学会を川越市のウエスタ川越にて開催しました。この学会では私が大会長を務めさせて頂きました。
この時期くらいから甲信越の3県とも交流を持ち始め、日本臨床工学技士会の代議員と理事選挙以外についても連携を取るようになってきました。関東臨床工学会と甲信越臨床工学会にお互いに参加したり、会議も合同で行ったりするようになり、関東臨床工学技士協議会と甲信越臨床工学技士協議会の合併についても話し合われるようになってきました。
一方甲信越では、2010年から 甲信越臨床工学技士会連絡協議会(新潟, 長野, 山梨)各県持ち回りによる3 県の臨床工学技士の知識および技術の向上と親睦を図る目的で発足され、 11 回続き活動をしてきました。甲信越臨床工学会は2021年最後に山梨県での開催(コロナウイルスにより開催が1年延期)となり関東甲信越臨床工学技士協議会として新たにスタートする運びとなりました。
2019年には、関東臨床工学技士協議会と甲信越臨床工学技士協議会の合併がほぼ決まり、その準備が進められるようになりました。2020年に関東臨床工学技士協議会と甲信越臨床工学技士協議会における最後の学会を実施終了して、2021年7月13日に関東甲信越臨床工学技士協議会を設立させ、10月31日に第1回の関東甲信越臨床工学会を開催することが出来ました。
そして、今年2022年11月13日には、第2回関東甲信越臨床工学会を横浜にて開催する予定で御座います。関東甲信越の臨床工学技士の皆さんには是非ともご参加して頂きますように宜しくお願い申し上げます。
関東甲信越臨床工学技士協議会は、関東甲信越の10都県の臨床工学技士会が協力して活動しており、日本全国47都道府県の各ブロックの中でも最も大きなブロックです。日本臨床工学技士会の全会員23340人の中の約35%である8068人が在籍しております。この会員数の多さと首都圏にある活動力の高さから、日本のリーダーシップを取って行くブロックとなるよう、またその必要性も大きくあると考えます。関東甲信越臨床工学技士協議会は全国のブロックと連携し、日本臨床工学技士会と協力していくことが大変重要なことと考えます。臨床工学技士と技士会が更に向上し、進歩発展して行きますように今後も活動する所存ですので、関東甲信越臨床工学技士協議会に対しまして、引き続きご支援ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
山下 芳久(埼玉県) 埼玉医科大学 保健医療学部 臨床工学科教授
井上 博満(東京都) 公益財団法人 日産厚生会玉川病院 臨床工学科
石井 仁士(山梨県) 甲府城南病院 臨床工学室
小林 剛志(神奈川県) 国家公務員共済組合連合会 平塚共済病院 臨床工学科
本間 崇(神奈川県) 善仁会グループ 安全管理本部 本部長
内野 順司(千葉県) 医療法人社団誠仁会 みはま病院 ME部
矢ヶ崎昌史(長野県) 社会医療法人財団慈泉会 相澤病院 QI室/戦略企画室/総合管理部
配野 治(千葉県) 医療法人社団誠馨会 千葉メディカルセンター 臨床工学部
泉 祐一(新潟県) JA新潟厚生連 佐渡総合病院 臨床工学科
安藤 勝信(埼玉県) 公益社団法人 地域医療振興協会 練馬光が丘病院 臨床工学室
宮川 宜之(長野県) 日本赤十字社 諏訪赤十字病院 臨床工学技術課
岡本 裕美(東京都) 東邦大学医療センター大橋病院 臨床工学部
浅野 和志(茨城県) なめがた地域医療センター 臨床工学部
齋藤 慎(群馬県) 富岡地域医療企業団 公立富岡総合病院 臨床工学科
阿部 政利(栃木県) せいいかいメディカルクリニックOYAMA 臨床工学部
高木 政雄(神奈川県) 湘南藤沢徳洲会病院
渋谷 泰史(千葉県) 学校法人青淵学園 東都大学 幕張ヒューマンケア学部 臨床工学科
大会名 | 第1回関東甲信越臨床工学会 |
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担当技士会 | 一般社団法人 群馬県臨床工学技士会 |
学会長 | 齋藤 慎(富岡地域医療企業団 公立富岡総合病院) |
会期 | 2021年10月31日(日曜日) |
会場 | Gメッセ群馬 |
開催テーマ | 「知覚動考 (ともかくうごこう)」 |
学会ホームページ | https://gunma-ce.jp/kankourin/ |
大会名 | 第2回関東甲信越臨床工学会および第5回神奈川県臨床工学会 |
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担当技士会 | 公益社団法人 神奈川県臨床工学技士会 |
学会長 | 小林 剛志(平塚共済病院) |
会期 | 2022年11月13日(日曜日) |
会場 | パシフィコ横浜アネックスホール |
開催テーマ | 「勇往邁進~信頼される臨床工学技士を目指して~」 |
学会ホームページ | http://www.kanarinko.com/05kanarinko/ |
大会名 | 第3回関東甲信越臨床工学会 |
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担当技士会 | 一般社団法人 新潟県臨床工学技士会 |
学会長 | 泉 祐一 |
会期 | 2023年10月14日(土曜日)~15日(日曜日) |
会場 | 朱鷺メッセ |
開催テーマ | 「戮力協心(りくりょくきょうしん)」 |
学会ホームぺージ | https://shinsen-mc.co.jp/kkce2023/ |
開催案内 | 開催案内 演題募集期間 |
関東甲信越臨床工学技士協議会 事務局
〒220-0011
神奈川県横浜市西区高島2-10-13 横浜東口ビル 606号室
公益社団法人 神奈川県臨床工学技士会内
(事務局長:小林 剛志)
※お問合せの方は「神奈川県臨床工学技士会ホームページ【お問い合わせ】よりメールにてお寄せください
http://www.kanarinko.com/